10月の正式オープンから約4か月。
早くも閑散期の洗礼を受けているゲストハウスMEETS岡山のtakです。こんにちは。
今日、唐突に宿泊予約サイト【Booking.com】から、
「ゲストがキャンセル料の免除を希望しています」
とのタイトルでメールが届きました。
該当の予約を調べてみると、「返金不可」が条件の、割安な価格でのご予約。
「そんなご無体(ごむたい)な・・・」
と思ったのですが、ピンときて、よくよく見ると・・・
やはり、というかなんというか中国本土からのご予約でした。
中国の武漢から広がりを見せる新型コロナウイルスの感染。
中国当局が2020年1月26日現在取っている措置を列挙すると、
- 武漢市の事実上の封鎖措置(23日から)
- 中国国内の団体旅行の禁止措置(24日から)
- 海外への団体旅行の禁止措置(27日から)
- 武漢市中心部での自家用車の使用禁止
など。対応の遅れなどが指摘もされているようですが、
それでも現段階において、武漢市の住人の移動に対してかなりの制約がかけられているようです。
そう、この武漢市が頭に浮かんだところでの「無料キャンセル依頼」。
悩みました。「無料キャンセル」を断れば、6,000円強の宿泊代金が労せずして手に入ります。
なにせ「返金不可の割安料金プラン」でのご予約ですから。
が、もし予約のお客様が新型コロナウイルスの件で旅行をあきらめざるを得ない状況であったなら・・・
ここはひとつ、心を鬼にして・・・
悩みに悩んで出した答えは・・・
無料キャンセル、全然オッケー!でした。心を鬼にしたのは自分自身(の財布)に対してでした。
・・・つまらない、ベタな展開で申し訳ございません。
無料キャンセル処理の後、(Booking.comからの連絡にタイムラグがあるのか)そのお客様から
「キャンセルしたんだけど、宿泊代金の返金してもらえませんか?
武漢のアウトブレイクで岡山に行けなくなってしまったので」
的なメッセージが送られてきました。やっぱりって感じです。
でもね、疑い深いtakは思うのです。こんなできすぎた話あるのかなぁって。
ただ単に旅程が変わっただけ、もしくは宿泊先を変えただけだったりして。
ちなみに、画像は当ゲストハウスMEETS岡山から徒歩15分の「國神社」です。
早朝の散歩にぴったりです。